漫画ランキング「グルメ・食べ物・料理」編

グルメ食べ物料理といった言葉をキーワードにした漫画ランキング。食う寝る笑う。衣食住。生き物の大事なことを3つ上げれば、必ずランクインする食の本性に迫っている漫画のランキングです。

 

漫画ランキング「グルメ・食べ物・料理」編

目次(ランキングの種類)

  • ランキング第1~5位
  • ランキング第6位以下のテーマ別グルメ・食べ物・料理漫画
    • おひとりさま系
    • 4コマ系
    • 学び・勉強系
    • レポート・エッセイ系
    • コメディ系
    • その他のグルメ・食べ物・料理漫画

ランキング第1~5位

第1位:ちいちゃんのおしながき 大井昌和

ちいちゃんのおしながき 大井昌和

絵、設定、キャラクター、どんぴしゃりです。好き。それらが紡ぎだす世界観が優しい。

 

それから作者は男性ですね。正直、私は多くの男性漫画家が描く女性キャラクターについて「欲望具現化しすぎじゃね?」と思ってしまい、あまり好きではないのですが、質の高いコメディチックに演出してくれているので、スッと受け入れることができました。

 

そして、単なるレシピ紹介にならない「漫画の中にレシピを溶けこませている」感がすごすぎる。テレビCMとか広告展開はこの漫画のようにできないものか。。。

第2位:ラーメン屋のヨメ 神奈川のりこ

ラーメン屋のヨメ 神奈川のりこ

「食って何かな?どういうことかな?」ってつきつめて考えた時に、「穏やかなもの」がいいなって私は思うんです。

 

失礼を承知でいいますと、私はラーメンをはっきりいって激ウマにはできない料理だと思っています。最高点があまり高くない。その代わり、とっても庶民的で何か救われる食べ物。

 

その平穏さこそラーメンの本性。それが作品全体のメッセージとして伝わってくる。

第3位:甘々と稲妻 雨隠ギド

甘々と稲妻 雨隠ギド

生きるための食事をしなくてもよい今の日本では、好きな人たちとご飯を楽しむことが大きな喜びです。

 

「何を食べるか」ではなく、「誰と食べるか」あるいは「どういう場・シチュエーションで食べるか」が重要であることがわかります。それもみんな別々のものではなくて、同じものをわかちあい、違う感想を持つ。

 

「そうそう、この感覚はすごく大切だった」って、読むたびに思い出させてくれます。

第4位:リトルフォレスト 五十嵐大介

リトルフォレスト 五十嵐大介

東北の自然で生まれ育った作者の環境が作品に落とし込まれて、そのまま漫画の魅力になっている。漫画のテクニックに価値をつくるのではなく、自身の人生に価値をつくっているタイプの作品。

第5位:あさめしまえ 北駒生

あさめしまえ 北駒生

詩的な表現など感性が鋭い作品。「朝ごはん、いいよねー」という体で、その実、人間の思いあがりを優しく指摘してくれる。

 

ランキング第6位以下のテーマ別グルメ・食べ物・料理漫画

 おひとりさま系

『孤独のグルメ』に代表される一人で食べる系漫画を紹介します。実際に「一人で食べる」機会を持つ人も増えています。この場合は、料理と向き合って、感謝しながら美味しくいただくのが幸せの秘訣。これはきれいごとではなくて、エネルギー循環の観点から言っても宇宙の真理です。

ワカコ酒 新久 千映

ワカコ酒 新久 千映

一人での食べ方を教えてくれるすごい漫画たちです。ただ、酒という単語があるからとかではなく、完全に大人向け。今の時代、粋・匠・通などの言葉に惹かれる少年少女はいるのだろうか。何を言っているかわからない人は読むべきじゃないよ。

おとりよせ王子 飯田好実

おとりよせ王子 飯田好実

すごく絵と表現がうまいので、食欲がめちゃめちゃに刺激され、惹き込まれる。こんな生活してみたい。

ごほうびごはん こもとも子

ごほうびごはん こもとも子

社会人1年目の主人公が、社会人つらいあるあるネタをくぐり抜けながら、週イチでごちそうを食べる漫画。特別な革新さはないのですが、主任の「レバ刺し食べたい・・・」にやられてください!

花のズボラ飯 原作:久住昌之 作画:水沢悦子

花のズボラ飯 原作:久住昌之 作画:水沢悦子

有名すぎるのでトップ3から外しました。魅力は、主人公・花ちゃんのチャーミングさと、食べた感想の例えコメントの秀逸さ。作者の確かな実力をひしひしと感じます。

百合子のひとりめし 原作:久住昌之 作画:ナカタニD.

百合子のひとりめし 原作:久住昌之 作画:ナカタニD.

もっと続きが読みたかった。どんどん良くなっていっただろうから。設定やシチュエーションに囚われ過ぎている気がするから。

忘却のサチコ 阿部潤

忘却のサチコ 阿部潤

うまいとしか言いようが無い、食だけに。しっかりと取材していて、それを漫画に落とし込む作者の力量。おっさんが描く美少女のちょうどいいありえなさも好き。

 

4コマ系

なぎさ食堂 藤沢カミヤ

なぎさ食堂 藤沢カミヤ

読んでいると、深夜の美少女アニメとしての映像が脳内に浮かび上がる。そういう雰囲気の世界をみていると「なんか食べたくなる~」という気持ちがある方はぜひ。

スイーツどんぶり FBC

食べることだけを突き詰めなくてもいいんです。そこが漫画の創造力であり、自由ないいところ。例えば、スイーツにかこつけたバトルとかね。それも4コマで。漫画自体の評価・面白さはやや凡庸なのですが、「こういうのもアリなんだ」ってとこをみてほしいです。

 

レシピ・勉強系

読むと勉強になる漫画も私は好きです。文字だけよりわかりやすいし楽しいから。

おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。 きくち正太

おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。 きくち正太

地味な食材だけど、本物を取り上げることで、「真っ当」とは何たるかを綺麗なお姉さんが教えてくださるありがたい漫画。食に興味のない方はツライかも。

のれんをくぐりましょ 竹ノ内ひとみ

『のれんをくぐりましょ』は大人の世界を子どもが覗き見できる良い漫画です。

おうちでごはん スズキユカ

おうちでごはん スズキユカ

当初は、美少年が料理を楽しむ女性向けな雰囲気だったのですが、巻を追うごとにレシピが詳細になっていくため、タイトル通り、日常生活で使える漫画です。

おかゆネコ 吉田戦車

おかゆネコ 吉田戦車

レシピが1コマまで終わるので笑った。また、その他のコマによる食材のうんちくが楽しい。でも何よりの特徴は、毎回違うテーマのおかゆをつくるところ、猫が。

そばもん 山本おさむ

そばもん 山本おさむ

熱いですねえ。絶対的に腕のいい主人公が世の中のそばを叩き直す、美味しんぼ的フォーマットの漫画。面白いけど、美味しんぼのやっていることをそばに焦点を絞っただけ、という気もする。美味しんぼの秀逸さである親子の対立のような発明がない点も、新しさを感じない原因かも。

 

レポート・エッセイ系

カラスヤサトシの日本びっくりカレー カラスヤサトシ

カラスヤサトシの日本びっくりカレー カラスヤサトシ

レポートだけにとどまらず、試行錯誤しながら自分でカレーをつくる姿から、作者のカレー愛が立体的に描かれる名作。日常を漫画化する彼の技術に、私たちはもっと驚愕するべき。

ラーメン大好き小泉さん 鳴見なる

ラーメン大好き小泉さん 鳴見なる

実在するお店へのレポート漫画は、どうしても地味になってしまって面白さを万人に伝えづらいのがもったいない弱点だったんだけど、この作品が解消したと思う。だって、これ10代でも読めると思う。「あの店に行きたい」という見識のある10代なんて大変素敵じゃないか。

ぶかつ麺!ジロリアンはじめました  吉田健二

ぶかつ麺!ジロリアンはじめました  吉田健二

ラーメン好きな女子高生を主役にした、ただのラーメン好きなおっさんのための漫画。ジロリアン以外にとっては。

ダンナが今日からラーメン屋 野広実由

ダンナが今日からラーメン屋 野広実由

いくつかの実在店が登場し、ラーメン業界とはいわないまでもラーメン屋の現場感が気軽に楽しめる。

さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間~ 谷口菜津子

さよなら、レバ刺し~禁止までの438日間~ 谷口菜津子

前述した『ごちそうごはん』の主任が放つ「レバ刺し食べたい・・・」という一言に至る、リアルな現場がまとめられています(作品自体の関係性はありません)。これって結構な事件だと思うので読んでほしいと思います。

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 秀良子

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 秀良子

作者がグルメ漫画のために世界や日本を旅する、自腹で。いいですね、こういう人生。憧れます。もっとこういう人が増えたらいいと思う。

 

コメディ系

もぐささん 大竹利朋

もぐささん 大竹利朋

「いかに他人とうまくやっていきながら、バレないで食べるか」をフィクションで追い求めたグルメ漫画。これって、「バレないで食べるか」を「自分の気持ちを大事にするか」に変換すれば、多くの人に当てはまると思う。そういう意味で、時代を掴んでいる。

にがくてあまい 小林ユミヲ

にがくてあまい 小林ユミヲ

相容れない二人が、食を通じて仲良くなっていく(?)ラブコメディ。こういう感情的な人を見ると、「お前だけじゃなく、皆つらいんだよ!」と言いたい。言わないけど。

だがしかし コトヤマ

だがしかし コトヤマ

ものすごく良いタイミングで駄菓子のリバイバルブームに乗ったな、と。そして、そのブームに乗れるだけの面白さを生み出せる作品のフォーマットを歴史から研究しておいたな、と。あっぱれです。

ドカコック 渡辺保裕

ドカコック 渡辺保裕

専門的すぎて伝わらない技術や秘めた価値を、何かと組み合わせたり、みせ方を工夫することで、爆発するという事例。

 

その他のグルメ・食べ物・料理漫画

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 秀良子

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 秀良子

料理を文字で解説するウェイトが高く、読み疲れするかも。そこを踏まえ、乗り越えて楽しみたい。

寿司ガール 安田弘之

寿司ガール 安田弘之

寿司ガールは、古今東西のお寿司を擬人化・妖精化して綴られる短編ストーリー。対象年齢高め。

日曜日は、ネコごはん 山本喜子

日曜日は、ネコごはん 山本喜子

負の気持ちが全く感じられない世界。そこで暮らしているのは、幸せ夫婦、猫、ご飯。「素になってんじゃねーよ!」という演劇感に酔ってみてはいかがでしょうか?

ホクサイと飯さえあれば 鈴木小波

ホクサイと飯さえあれば 鈴木小波

「結果より過程が大事。自分が過程自体をもう楽しいと感じるをしよう」。そんなメッセージをくれる現実感の薄い漫画。

いぶり暮らし 大島千春

いぶり暮らし 大島千春

26歳の女性と24歳の男性の同棲生活について、現実感を伴って描く作品。普段の生活を絵にしました、という感覚の強い作品。

放課後のトラットリア 原作:橙乃ままれ 漫画:水口鷹志

放課後のトラットリア 原作:橙乃ままれ 漫画:水口鷹志

絵がきれいだし、ファンタジーに分類したほうがいいかもしれない。料理部の主人公たちが架空の世界にワープしてしまうが、食を武器に奮闘して、日本への帰国を目指す・・・のだけど、描きたいものの広げ過ぎ感あり。

鬱ごはん 施川ユウキ

鬱ごはん 施川ユウキ

「自分は楽しいと思ってるのに、他人からしたらそうではないことを、「漫画」というものにパッケージすると、他人にも楽しんでもらえる可能性が出てくるんだ」という旋律を奏でながら、今日も彼は都会で笛を吹く。

小僧の寿し 勝田文

小僧の寿し 勝田文

深夜映画的。だから、何となく雰囲気に浸りたいときに、うってつけ。反面、グルメ漫画好きには物足りないかも。

パパと親父のウチご飯 豊田悠

パパと親父のウチご飯 豊田悠

シングルファーザー二人のシェア生活という設定でもう勝っている。「他人と変わっているけど、負けないくらいに楽しい」ことを作品中でも、作品を世に送り出したことでも証明している。かっこいい。

いつかティファニーで朝食を マキヒロチ

いつかティファニーで朝食を マキヒロチ

自分がいつの間にか作り上げてしまった擦り傷切り傷だらけのジンジンするような常識へ、大動物がどーんって体当りしてきてポーンと吹っ飛ばされて、すっげー痛いんだけどその痛みがすんだら、何かものすっげー清々しかった。そんな感じ。

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