夢のような話はBLです。
タイトルだけ見たときは分からなかったんですが、出版社と表紙をみて、「あ、BLだった」と。
BL嫌いじゃないし読むんですけど、知らないで表紙とか見るとドキッとしてしまいますね。
特に私が見るのは学園物が多く、次に職業物なので、夢のような話のように、職場物はあまり慣れていなかったりします。
でも作者の桐祐キヨイさんは同人誌も描いていらっしゃる方で知っている作家さんなので、安心して読めました。
BL作家さんってあたりはずれ多いんですよね。。。
⇒夢のような話を読む
会社の中でチームをまとめるような役割を担う加納はゲイ。
しかし好きになるのはみんなノンケだったために誰にも言ったことがないし、会社ではもちろん内緒、男性経験もなかった。
そんな可能には入社2年目の沢村という気になる部下がいるのだが…。
というのが大体のプロローグですね。
ただこの沢村、実はドがつくSで、それが発覚するともう変態プレイ突入。
ただ2巻に入ると加納がめちゃくちゃかわいいです。
1巻の最初のころのギャップがすごくて、「ギャップ萌」という人の気持ちが少し分かったような気がします。
あまりSMものって読まないんですが、他の口コミに「これはいいSM」という感想があり、ああ、まさにその通りだなと思わざるを得ません。
コミカルなところもあるので、けっこう楽しみながら読むことができますし、素直に面白いと思える話です。
BL漫画らしく、カップルは1つではないんですが、それもまたいろいろな恋愛が楽しめるところがあって面白いです。
BLが苦手な方は脳内変換すればいいのかなと思ったりもしますが、苦手な人は苦手ですよね。。。
夢のような話、CDにもなっているのですが、加納の声を当てた野島さんは自分と真逆のタイプだったので難しいと思ったらしいんですが、
段々と加納がどうされたら喜ぶかなど考えながら演じていたら楽しくなったようですし、これは沢村さんも同じだったそうです。
沢村さんも普段は別のタイプを演じるので、沢村は真逆のタイプだったし、イントネーションなど大変な部分も多かったそうですが、
楽しそうに演じられていたようで、読む側も、声優さんのように、登場人物のことを考えながら読んでみると楽しいのではないかなと思います。
割とそう考えながら読んでいくと本当に楽しくて、SMが苦手な私でも楽しめました。なのでBL慣れしている人なら読みやすいのではないかなと思います。
絵もきれいですしね。
BLの中でもオフィスラブとギャップが好きな方にお勧めです。
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